2007 年5月18日
日本鉛筆工業協同組合
第60回 通常総会開催
   本組合の第60回通常総会は、去る5月18日湯河原町「山翠楼」において開催され、組合員各位のご協力により無事終了いたしました。内容については以下の通りです。
★理事長挨拶:数原英一郎理事長
   昨年は、思いもよらず書写ブームで鉛筆が売れた年であった。こつこつと真面目に仕事をしているところには神様もボーナスを与えてくださるのだろうか。
   我々の業界は成熟産業ではあるが、今回高齢化がビジネスのきっかけとなった。世の中何が起こるか分からない。長く続いた不況のデフレスパイラルも止まってきた。土地や株も高騰し、東京の不動産はバブルの時と変わらなくなってきた。丸ビルの賃料などはバブルの8掛くらいにまでなっている。資産の活用という部分では、担保価値も上がっているので今はチャンスといえる。
   逆に悪い方の話としては、このデフレの10年間原材料の値上げは心配なかったが、金属、プラスチックをはじめとしてどんどん値上がりしており、製品の売価を上げられればそれも解決できるが状況としては難しく、重要な局面となっている。
   毎年良いこと悪いことの繰り返しがあり、長く続いた会社や業界にはそれらを乗り越えてきた知恵がある。お互い知恵を出し合い、議論しあって、これからもがんばっていきたい。

★決議事項
第1号議案 平成18年度事業報告及び決算関係書類承認の件
第2号議案 平成19年度事業計画、収支予算及び経費の賦課金額並びに徴収方法決定の件
第3号議案 平成19年度借入金額の最高限度額決定の件
第4号議案 平成19年度一組合員に対する貸付金残高及び債務保証残高の最高限度額決定の件
※上記議案に関しては、すべて原案通り可決承認されました。
以上

   

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