2008年5月16日(金)
日本鉛筆工業協同組合
第61回 通常総会 開催
本組合の第61回通常総会は、5月16日湯河原町「山翠楼」において開催されました。組合員各位のご協力により無事終了いたしました。内容については以下の通りです。
開会の挨拶:柴田邦光 副理事長
総会は意思決定の最高機関なので、いろいろな意見をいただき、よりよい組合にしていきたい
理事長挨拶:数原英一郎理事長
   昨年の状況をみると、筆記具全般はよかったが、鉛筆は少し落ちて、残念であった。
   鉛筆業界は、学童数の減少など、むずかしい環境にあるが、他の分野もだんだん厳しくなってきたようだ。
   自動車の登録台数が減り、それに伴って、自動車保険の加入も減っている。鉛筆業界は以前から厳しさを体験している。厳しさから脱却するには、奇策はなく、ごく当たり前のことをやるしかない。
   ごく当たり前のことをやることはやさしくないが、高い壁にぶつかった時に、あきらめてしまう心に問題がある。
   最近、催眠術を習った。催眠術にかかる人は、火のついたマッチを手に近づけられても熱いとは感じない。目で火の付いたマッチを近づけられたら熱いと感じるはずで、いいとか、悪いとかの感じ方も心の問題が大きいと思う。
   成功している企業をみると、あきらめずに、こつこつと続けていくことが肝要である。お互いのいいところを学びあいながら、力を合わせることが、業界の活性化に繋がるので、みなさんの協力をお願いしたい
閉会の挨拶:杉谷和俊 常務理事
鉛筆の輸出がふえており、ひとつの方向性がみえてきた気がする。

   あと数年、組合は創立100周年を迎えるが、その次の100周年には地下資源は枯渇するものの、森林は残るので、いまから100年の計を考えていきたい

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