えんぴつが発明されたのは、いまから450年ぐらいまえです。
  イギリスの「ボローデール山」で、えんぴつのシンになるコクエンがみつかりました。
  コクエンのかたまりを紙にこすりつけると、黒く書けました。
  そこで、コクエンを木にはさんだり、布(ぬ の)でまいたりして、ペンのように使うことをおもいつきました。
  この便利(べんり)なえんぴつを、たくさんのイギリス人や近くの国の人々が使うようになりました。
  そして、山からコクエンのかたまりをどんどんほっていきました。こうして200年ぐらいたった時、コクエンのかたまりはもう山にはなくなってしまいました。
  つかいきってしまったのでした。
  そこで、山に残ったかけらや粉(こな)のようになったコクエンをあつめて、こまかい粉にして、固(かた)めて、もういちどかたまりをつくろうとがんばった人がいました。その人の名は、フランス人のニコラス・コンテさんと、ドイツ人のカスパー・ファーバーさんです。
  コクエンの粉とねん土をまぜて高い温度で焼(や)きました。そうするとコクエンのかたまりと同じようなシンができたのでした。
  これは大発見でした。いまも、世界のえんぴつメーカーは、約
250年も前に発見されたのと、ほとんど同じやり方でえんぴつをつくっているのです。

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